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雪国に住んでいるからこそ知っておきたい雪対策の豆知識
今年度(2020-2021)の秋田県の雪は、平年の4.5倍以上の降雪量になっています。
どんどん降り続く雪で、屋根の雪おとしで頭を悩ませる今日この頃。
お家の使い方を少し工夫してできる簡単な雪対策をお教えしますので、よろしかったら、試してみて下さい!!
※必ず雪が落ちるというものではありません。あくまでも、落ちやすくする対策ですので、屋根の雪の状況確認はこまめに又、雪おとしの時期は周囲の安全を確認の上行うことをおすすめいたします。
※注 落雪型屋根の場合で陸屋根型では使用できない方法です。
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3つの施工法
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ポイント1 室内から屋根裏に熱が伝わるようにする。
室温を1℃上げるだけでも、雪が融けて屋根から滑りやすくなります。平屋は家全体に、2階建て以上の建物は2階以上の部屋(最上階)に、暖房をかけて暖めておくようにしましょう。
使用頻度が少なく、冷えてしまっている部屋の上の屋根の雪は、なかなか落ちにくいです。各部屋のドアを開け、全体に熱がいきわたるようにすると屋根裏全体が暖まりやすくなります。
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【 方 法 】
・ファンヒーターやエアコン等の暖房機器で部屋を暖めます。車庫等の雪を滑らす際も、暖房器具を置いて暖めるのは効果的です。
※暖房器具を使用する場合は、火災等に十分ご注意ください。暖める時間は、1~3時間の短い時間で大丈夫ですので、家主が落雪しても安全性が確認できる状況時に行ってください。
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・天井点検口を開けたり、屋根裏換気扇があったらまわして、天井に熱を送ってください。扇風機やサーキュレーターを使用して、空気の流れを変えることでより効果がでる場合もあります。
高気密・高断熱住宅の場合
気密性が高く、断熱材を使用しているので、部屋を暖めただけでは屋根裏に熱が伝わりにくい構造です。(部屋が暖かい理由ですね!)屋根に熱を送るために、天井点検口を開けてください。屋根裏への換気扇があれば、使用するとさらに効果的です。
雪が落ちたのを確認したら、天井点検口は閉めてください。開けっ放しにしていると、屋根裏に結露やカビが発生する場合があります!!絶対に注意してください。
高気密・高断熱住宅以外の場合
屋根裏と居住部分の気密性があまり高くないので、部屋の暖気だけでも十分に屋根に伝わります。足りないときは、天井点検口等を開けてください。
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ポイント2 暖気するタイミングを見極める
屋根の雪がたくさん積もって冷えて氷になってからでは、熱を送ってもなかなか溶けにくくなります。また、融けにくいので長時間熱を送ることになり、暖房費がさらにかかってしまいます。
雪が降り始めて「マブ」が大きくない程度と少し重みのある積雪時に暖気するのがベストなタイミングかと思います。天気予報や屋根の積雪・気温等を見ながら、暖気を行ってみてください。
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ポイント3 日頃から屋根のメンテナンスをしておく
屋根の塗装をすると、雪が滑りやすくなります。メンテナンスの時期は、各家の素材や塗料で違いますが、一般的に初回が10年~15年、次回からは前回より5年~10年で表面塗装が必要になります。
日頃からのお手入れで落雪も良くなるので、ご自宅のメンテナンス時期を確認しておくことをおすすめします。
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冬季シーズンが来るまで、雪おろし対策は忘れがち(忘れたいのかも!)ですが、雪が降り始める前までに思い出して対策をしておくと、雪下ろしの負担が少なくなるかもしれません。
各家々で、どの対策が良かった!というのは違ってくるかと思います。また、例年の雪質によっても融け方、積もり方が違ってきます。試してみて暖気する場所を変えてみたり、タイミングを変えてみたりなど、工夫していただければと思います。
少しでも、お役に立てれば幸いです!!
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